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ブログ記事を書いていくと検索上位までもう少しというような記事が出てくると思います。
そんな記事はリライトすべきなのか、どのような記事をリライトしたらいいのか初心者では判別が難しいと思います。
そこで今回はGoogleサーチコンソールを利用してリライトすべき記事の探し方を紹介したいと思います。
Googleサーチコンソールで効率的にリライトしたらいい記事を探していきましょう。
こんな人におすすめ
- ブログを始めたばかりの人
- ブログ記事を50記事ほど書いた人
- ブログの記事のリライトのタイミングを知りたい人
Googleサーチコンソールについて
GoogleサーチコンソールはGoogleが提供している無料のサイト分析ツールで、サイトにアクセスする前のユーザーの行動を調べることができます。
Googleサーチコンソールを利用することで効率的にリライトするべき記事を探すことができます。
Googleサーチコンソールで調べられる数字
Googleサーチコンソールでは以下の数字を調べることができます。
Googleサーチコンソールで調べられる数字
- クリック数
- 表示回数
- 平均CTR
- 掲載順位
この各数字を確認しながらリライトすべき記事を探していきます。
それぞれの数字で次のような情報を調べることができます。
| クリック数 | ユーザーがクリックしてサイトにアクセスした回数 |
|---|---|
| 表示回数 | ユーザーの検索結果にサイトへのリンクが表示された回数 |
| 平均CTR | インプレッションのうち、実際にクリックにつながった割合 |
| 掲載順位 | 検索結果にサイトが表示されたときに常にサイトの最上位の掲載順位 |
どの数字も大切な数字です。しっかりと内容を覚えておきましょう。
Googleサーチコンソールで各項目を表示する方法
Googleサーチコンソールでクリック数、表示回数、平均CTR、掲載順位を表示するには左側のメニューの中から「検索結果」を選択すると表示されます。
Googleサーチコンソールでは他の情報を確認することもできますが、基本的には上記の4つの情報を調べることがメインになります。
GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールの違い
Googleが提供しているサイト分析ツールはGoogleサーチコンソールのほかにGoogleアナリティクスがあります。
この2つはサイトを分析するのに役立ちますが利用する場面は異なります。
大きく分けるとGoogleサーチコンソールはサイトを訪れる前のユーザーを分析、Googleアナリティクスはサイトを訪れたユーザーの分析ができます。
| Googleサーチコンソール | Googleアナリティクス |
|---|---|
| サイトにアクセスする前のユーザーの行動を調べる | サイトにアクセスした後のユーザーの行動を調べる |
| 検索キーワードやページ内にエラーが発生しているか調べられる | どんなユーザーが訪れて、どの記事を読んだのかを調べられる |
今回は検索上位を目指せるリライトすべき記事を探すためにGoogleサーチコンソールを利用していきます。
Googleアナリティクスの利用方法はまた別の記事で紹介させていただきます。
Googleサーチコンソールでリライトすべき記事を探す
Googleサーチコンソールを使ってリライトすべき記事を探すために記事を4つの区分に分けます。
| 表示回数が多い | 表示回数が少ない | |
|---|---|---|
| CTRが高い | 現状をキープ | 他のキーワードを狙う |
| CTRが低い | クリック率を上げる | 記事全体を改善 |
それぞれについて説明していきます。
表示回数が多くCTRが高い記事
表示回数が多くて、CTRが高い記事は検索流入ができています。
検索結果でも上位に表示されていることが多く、現状維持を目指しましょう。
リライトすべき内容
リライトすべき内容
- 現状維持のためのリライト
- さらに検索上位を目指すためのリライト
- 収益を高めるためのリライト
検索結果で1位に表示されているようでしたら現状維持のために記事を見直し、必要に応じてリライトしていきましょう。
検索結果で2位以下で、さらに上位を目指せるようでしたら、上位に表示されているサイトやブログを確認し、自分の記事の不足している部分を補うようなリライトをしていきましょう。
アフィリエイトなど収益化を狙っている場合、表示回数が多くCTRが高い記事で収益性の低い記事はリライトする価値があります。
せっかくアクセス数が多い記事になっているので、収益性を高めるためにセールスライティングを導入していきましょう。
表示回数が多くCTRが低い記事
表示回数が多くて、CTRが低い記事は、検索結果に多く表示されているのにクリックされる回数が少ない残念な記事となっています。
Googleの検索結果に表示される内容に関してリライトする必要があります。
リライトすべき内容
リライトすべき内容
- タイトルのリライト
- ディスクリプションのリライト
Googleの検索結果に表示される内容はタイトルと記事の内容が書かれたディスクリプションです。
表示回数が多くてクリック数が少ないのは、その記事のタイトルとディスクリプションの魅力がないからかもしれません。
上位に表示されているサイトやブログのタイトルやディスクリプションを参考に書き換えてみましょう。
表示回数が少なくCTRが高い記事
表示回数が少なく、CTRが高い記事はこれから期待ができる記事です。
検索ボリュームが多いキーワードで検索上位になれば、表示回数が多く、CTRが高い記事に変わる可能性があります。
リライトすべき内容
リライトすべき内容
- 別のキーワードで検索上位を狙う
- 記事の改善
表示回数が少なく、CTRが多いということは検索ボリュームの少ない検索キーワードで上位に表示されている場合が多いです。
似たような検索キーワードで上位に表示されるように記事をリライトしてみましょう。
表示回数が少なくCTRが低い記事
表示回数が少なく、CTRも低い記事は狙っている検索キーワードで上位に表示されいない状態です。
また表示されても、クリックしたくなるようなタイトルやディスクリプションになっていないと思われます。
リライトすべき内容
リライトすべき内容
- 記事の全面的な刷新
検索結果で上位に表示されていないと表示回数も増えません。まずは検索結果で上位に表示されるように記事をリライトする必要があります。
狙っている検索キーワードがビッグキーワードで上位を狙うことが難しい場合はキーワードの選定からやり直す必要があるかもしれません。
まずはロングテールキーワードで上位に表示されるように記事を書き直してみましょう。
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Googleサーチコンソールで記事をリライトする方法
ここからはもっと具体的にGoogleサーチコンソールを使ってリライトする記事を探し、記事を改善する方法を紹介していきます。
リライトする順番は以下のとおりです。
リライトの順序
- リライトする記事を選ぶ
- リライトする記事の現状を調べる
- 検索キーワードと読者のニーズを調べる
- 上位に表示される記事と比べる
- リライトする
- Googleにリライトしたことを知らせる
- リライトした記事を検証する
基本的には上記の順序でリライトをしていきます。
リライトする記事を選ぶ
リライトする記事は目安として記事を公開後、3ヶ月以上経ったものを選びましょう。
公開後、1ヶ月程度では検索結果の順位が安定せず、Googleサーチコンソールのデータも参考にしにくい状態です。
3ヶ月以上経過した記事の場合、検索結果の順位がある程度は安定していますので、その状態の記事を選ぶようにしましょう。
リライトする記事の現状を調べる
リライトする記事の現状を調べる方法は上記の「表示回数が多い・少ない」「CTRが高い・低い」の組み合わせで把握します。
| 表示回数が多い | 表示回数が少ない | |
|---|---|---|
| CTRが高い | 現状をキープ | 他のキーワードを狙う |
| CTRが低い | クリック率を上げる | 記事全体を改善 |
「表示回数が多い・CTRが高い記事」はリライトの優先度は低く、「表示回数が多い・CTRが低い記事」が最もリライトの優先度が高い記事です。
「表示回数が少ない・CTRが低い記事」は全面的な刷新が必要になります。一から記事を書き直すくらいの気合で挑みましょう。
| 表示回数が多い | 表示回数が少ない | |
|---|---|---|
| CTRが高い | リライトの優先度 ★★☆☆☆ | リライトの優先度 ★★★★☆ |
| CTRが低い | リライトの優先度 ★★★★★ | リライトの優先度 ★★★☆☆ |
検索キーワードと読者のニーズを調べる
Googleサーチコンソールで検索キーワードを確認すると、記事を書くときに想定していたキーワードではないキーワードで検索上位に表示されている場合もあります。
公開した記事がどんな検索キーワードで上位に表示されているのか、そのキーワードで検索する読者のニーズは何なのかを調べる必要があります。
上位に表示される記事と比べる
調べる検索キーワードを把握したら、その検索結果で上位に表示されているサイトやブログをチェックしましょう。
特に意図していない検索キーワードで検索上位に表示されている場合は、改めて上位に表示されているサイトやブログを確認する必要があります。
比較して自分の記事に不足している部分、内容が不十分な部分を把握するようにしましょう。
リライトする
対策するべき検索キーワード、タイトル、ディスクリプション、上位に表示されている記事と比較して不足している内容などを把握したら、読者にニーズを想像しながら記事をリライトしていきます。
リライトするときは読者の滞在時間が伸びるように画像や図を入れたり、動画を取り入れたり、内部リンクを貼ったりとSEOも意識するとより効果的です。
Googleにリライトしたことを知らせる
記事をリライトしたらGoogleサーチコンソールを使って、クローリングのリクエストをしましょう。
時間が経過すれば自動的にクロージングはされますが、せっかくリライトしたなら早めにクローリングをお願いしてみましょう。
クローリングのリクエスト方法
Googleサーチコンソールにログインします。
左側のメニューから「URL検査」を選択します。
上部にある検索ボックスにリライトした記事のURLを入力します。
「URLはGoogleに登録されています」と表示されると思いますので、右下の「インデックス登録をリクエスト」を選択することでGoogleにクローリングをリクエストできます。
リライトした記事を検証する
リライトした記事を公開して3ヶ月ほど経過したら、再びGoogleサーチコンソールを使って記事の状況を把握するようにしましょう。
記事を書く→Googleサーチコンソールで状況を確認→記事の問題点を分析する→記事をリライトする。これを繰り返しながらブログ全体を質の高いものに仕上げていきます。
まとめ
Googleサーチコンソールはブログに訪れる前のユーザーの動きを調べることができます。
この機能を使ってブログ記事の問題点の把握、検索キーワードの把握、読者のニーズの洗い出しなどが可能になります。
ブログを使って収益化を狙っている場合、記事のリライトは必ず必要になります。
そのリライトのために必要な情報を把握して、効率的に記事を改善していきましょう。
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