ランリックを全国に!ランドセルよりも絶対にオススメする理由!
2017.06.22

ランリックっでご存知ですか?
地域によってはランリュックとも呼ばれています。
ランリックはランドセルに代わる通学カバンとして京都の一部の地域を中心に使用されているナイロン製のカバンです。

見た目も子供らしいデザインで、そして非常に軽そうです。子供も使いやすそうです。
ランリックは京都の学生用品販売会社の株式会社マルヤスが製造販売しています。ご購入はコチラから。
小学校
息子が通う保育園では年長さんが年少さんとペアを組んで面倒を見てあげるというシステムがあります。
昨年度まで年少さんだった息子は年長さんのお姉ちゃんに色々と面倒を見てもらいながら1年を過ごしました。
そのお姉ちゃんも今年度から小学生。そこで考えてみたら息子も2年後には小学生ということに改めて気付きました。
直前に慌てるのも嫌だなと思いながら勉強机やランドセルをなんとなく考える日々を過ごしていました。
そんな時、通勤途中に新1年生を見かけるようになりました。ほぼ毎日、同じ時間にその道を通りますが、その子はお母さんと一緒に信号待ちをしています。
前年度までは見かけなかったので、今年度から新1年生になった子供だと思います。
最初は「変わったものを背負っているな」と思っていましたが、他の新1年生と比べるとカバンを楽そうに担いでいるのが印象に残っていました。
実は、その子が背負っていたのが黄色いランリックでした。
そしてランリックを調べるとランドセルよりも素敵なカバンだと感じるようになりました。
ランリックが誕生した理由
ランリックが誕生したのは昭和43年。
開発のきっかけは「イジメ」だったそうです。
当時、ランドセルは非常に高価な商品だったそうです。高価なランドセルを買ってもらえない子供は豚の皮を使用したランドセルを買ってもらっていたそうです。
そうすると「お前のランドセルはブタや!」みたいなイジメが起こったそうです。いつの時代も子供のイジメは怖いですね。
そこで長岡町立第3小学校の校長から相談を受けた当時のマルヤスの鈴木正造社長が軽くて安価な通学カバンを開発して、発売したのがランリックです。
そのランリックを学校指定カバンにすることでランドセルによる格差でおこるイジメはなくなりますよね。
現代でも子供の格差が問題になっているので学校指定カバンがランリックになると助かる家庭は数多くあると思います。
ランリックの価格
ランドセルの購入価格は3万円代が一般的らしいです。高ければ10万円以上もするランドセルもあります。
それに対してランリックの価格は1万円前後です。
ランドセルを6年間使い続けるよりも、ランリックを2~3回買い直したほうが経済的なんです。
自分の時もそうでしたが、どうせ男の子はランドセル1個で6年間は持ちません。でも買い換えるには少し高いですよね。だったらランリックを採用してくれたほうがありがたいです。
まとめ
ランリックは販売価格が1万円前後と経済的負担も少なく、子供のことを考えて開発された通学カバンです。
京都の宇治市や亀岡市、城陽市を中心に学校指定カバンに指定されています。その他の地域にも一部で採用されています。
ランリックが開発された理由は貧富の差による「イジメ」からでした。現在も子供の貧困が問題になっているのでひとつの解決策になると考えられます。
息子が通う予定の小学校ではランドセルを背負っている子が多いので1人だけランリックというワケにはいかないと思いますが、少しずつランリックが全国的に広がれば嬉しいなと思います。