【節約生活】ギャンブルは誰も幸せにしない。先輩が懲戒解雇になりました。
2020.12.17

先日、ギャンブル(パチスロ)が原因で仕事面では尊敬できる先輩(50代)が懲戒解雇になりました。
改めてギャンブルの恐ろしさそしてお金について学ばなければいけない、そして子どもたちに教えていかなければいけないと思いました。
先輩の懲戒解雇

今回、懲戒解雇になった先輩ですが仕事に関しては良くも悪くも真面目でした。週末も休みなく会社に出てきてはチームのためや後輩のために準備をしたりなど仕事への向き合い方は本当に尊敬できる先輩でした。
ことの発端は6年前です。ある日、先輩の借金が発覚しました。
その当時のことはあまり憶えていませんが記憶に残っているのが突然の降格処分です。
先輩は当時、地域を統括するエリアリーダーのような立場にありましたが突然の辞令により一般社員に。
当時の私はその先輩とは仕事上では接点がほぼなかったので「何かをやらかした」ぐらいにしか思っていませんでした。
社内ではかなり大きな話題になりましたが降格の理由などは一部の社員にしか説明がなく、風のうわさで借金が原因と聞くまで少しの時間がありました。
その先輩が先日、懲戒解雇になり当時の詳しい状況なども教えてもらいました。
サラ金
今回の懲戒解雇の理由も前回の降格処分の理由も原因はサラ金での借金でした。原因はサラ金ですが内容はもっと深刻です。
数年前の降格処分はサラ金で250万円借りていること判明した結果です。サラ金で借りていると発覚した原因は返済に困り果て社内の同期や後輩にお金を借りたことです。
サラ金の返済が滞り、さらに社内で借りたお金も返済できなくなり、貸した側の人間が上司に報告して発覚したのです。
さらにタイミングが悪いことに退職した元社員に仕入れた商品を格安で販売したりしていたことが分かり横領疑惑まで出てしまいました。一応、こちらは格安で販売していた点は問題でしたが帳簿上の不正はなかったとのことで大丈夫となりましたが・・・
当時も借金が原因で懲戒解雇になりかけたそうですが、会社創設時に近い時期から勤めているということで社長からの温情があり降格処分で落ち着いたとのことです。
その際の借金は会社の先輩が所有していた持株を処分して支払ったそうです。
隠された借金
実は会社に借金が発覚した時、まだ別の借金があることを隠していたのです。その借金の額が500万円。一体月々の支払いだけでいくらだったのか考えただけで恐ろしいです・・・
この借金は会社にはバレていませんでしたが、数年前に住宅を購入する際に奥様にバレたそうです。そりゃそうですよね。
奥様、不動産会社とどういうやり取りになったかは不明ですが、この借金を含めて住宅ローンを組んでもらい先輩の借金は本当にゼロになったそうです。
もちろん先輩も深く反省をして二度と借金をしないと誓ったと思います。
サラ金再び
そして今回、再びサラ金に借金をしていると判明して懲戒解雇になった先輩。
今回も同期や後輩にお金を借り、その返済もできなくなり、後輩が人事部に相談をして判明しました。
その後輩の話によると「お金を貸してくれ」とお願いするけど節約などをしている様子がまったくなかったということです。
毎日、朝はコンビニでスターバックスのコーヒーを買い、ランチは外食、週に1回洗車機でクルマを洗う。そしてパチスロに通う日々。呆れた後輩が人事部に駆け込むのも分かる気がします。
ギャンブル

先輩が借金をする最大の理由はギャンブル(パチスロ)です。
私はギャンブルはしないので「ギャンブルでお金が増える」という価値観が全くありません。株や投資信託などの投資はそれに少し近いのかもしれませんが「投資は自己判断」「元本割れの可能性がある」と理解してやっています。
でも先輩はギャンブルでお金が増えると本気で思っているから、お金を借りてでもパチスロに行きます。勝った時の高揚感が忘れなくてギャンブルに向かいます。
完全にギャンブル依存症という病気ですね。
専門家ではないので詳しことは分かりません。ですがギャンブルによって先輩は職を失いました。そして家族も収入の大きな柱を失いました。これは幸せなことではないです。
こうならないためにもお金についての勉強は必要です。お金の知識、いわゆるマネーリテラシーが低いとお金を無駄にしてしまいます。
先輩のように仕事に対しては真面目な人でも社会人としては問題ありとされる前にしっかりと学ばなければと思います。
それは私自身のためでもあり、子供や家族のため、そして子供にも教えることでこれからの未来のためにも必要なことだと思います。