
スズキ スペーシア(MK32S)には運転席側にアシストグリップが付いていません。スズキの軽自動車には運転手席側にアシストグリップが付いていない車種が多いみたいです。
全座席にアシストグリップが付いていれば、アシストグリップを利用してインテリアバーなどを利用して車内の収納力がアップします。収納力が少ない軽自動車にとっては天井も大事な収納スペースです。
今回はスペーシア(MK32S)の運転席側にアシストグリップを取り付ける方法を紹介します。
こんな人にオススメ
- スズキ Spacia(スペーシア)にアシストグリップを取り付けたい方
- マツダ FLAIR WAGON(フレアワゴン)にアシストグリップを取り付けたい方
- スズキ SOLIO(ソリオ)にアシストグリップを取り付けたい方
準備するもの
アシストクリップを取り付けるのに今回使用したものです。
- アシストグリップ(76410-72M00-6GS)
- カッター
- 下地探し どこ太(L)
- ハンマー
スズキの見解
運転席側にアシストグリップが付いていない理由と後付けしていいのかを問い合わせてみました。
その返事がこちらです。
スペーシア(MK32S)の運転席側のアシストグリップにつきましては当時のアクセサリーカタログも確認させていただましたが、運転席側のアシストグリップの設定はございませんでした。
したがいまして、装着に関しましてご案内はできかねるところでございます。また、運転席側にアシストグリップ装備されていないのは、営業政策上の問題でございますので、ご案内はいたしかねますこと、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
〇〇様におかれましては、ご期待に沿えず、誠に申し訳ございません。
以上、大変簡単ではございますが、ご返信申し上げます。
スズキ株式会社 お客様相談室
この返答だけでは取り付けは推奨されていないように思えます。
運転席側にアシストグリップが付いていない理由がはっきりしないので、何か問題があっても自己責任になります。
個人的にはコストカットの意味が強いのかと思っています。
アシストグリップ

アシストグリップを取り付けるために絶対必要なのが取り付けるアシストグリップです。
スズキの純正部品で品番は「76410-72M00-6GS」です。
こちらはSpacia(スペーシア)の「MK32S」「MK42S」「MK53S」のほか、SOLIO(ソリオ)の「MA26S」「MA36S」「MA46S」にも取付可能です。
「76410-72M00-6GS」の対応車種
- Spacia(スペーシア)
- 【対応型式】MK32S・MK42S・MK53S
- 【対応年式】2013/3~
- 【適応グレード】全車
- SOLIO(ソリオ)
- 【対応型式】MA26S・MA36S・MA46S
- 【対応年式】2015/8~
- 【適応グレード】G、HYBRID・MX、HYBRID・SX
購入場所はスズキのディーラー、マツダのディーラーのほか、Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングで購入する事ができます。
今回、私はAmazonで購入しました。金額は1,607円でした。

商品は袋に入っているだけでの簡易包装です。
品番などの書かれたシールが貼っていました。

袋から出してもアシストグリップしか入っていません。説明書などは付属していません。

取付方法
取り付け位置の確認

最初にアシストグリップを取り付ける位置を確認します。
運転席側にはアシストグリップは付いていませんが、内装の内側にはアシストグリップを取り付けるための穴が空いています。
本来は内装をめくり取り付け穴に合わせて内装をカットするのが正しい方法ですが、今回は内装をめくるのが手間なので裏技を使用します。
そのために必要なアイテムが「下地探し どこ太(L)」という商品です。

テレビを壁掛けにしたりする際に細い針で住宅の壁に下地があるかどうかを調べる商品ですが、今回はこちらで内装の内側に穴があるかどうかを調べます。
助手席側のアシストグリップの取り付け位置と見比べながら、「下地探し どこ太(L)」を突き刺していきます。深く刺されば穴が空いている部分になります
内装に穴を空ける

「下地探し どこ太(L)」で見つけた穴を中心にアシストグリップを固定するための穴をカッターなどで内装に空けます。
アシストグリップを取り付けるとほぼ見えなくなるので適当でも大丈夫です。
アシストグリップを取り付ける

アシストグリップの取り付ける部分にあるクリップのような部品を取り外してアシストグリップを先ほど空けた穴に取り付けます。

先ほど外したクリップをアシストクリップにはめ込みます。これを打ち込みますが力がいるのでハンマーなどを用意してください。

完全に打ち込めたら完成です。

念のため体重をかけて持っても外れなかったので問題ないと思います。
今後はアシストクリップを活用して荷物を乗せる方法を考えていきます。
インテリアバー
全座席にアシストグリップを取り付けたのでインテリアバーを取り付ける予定でしたが、運転席と助手席の間の天井にはティッシュケースがあるのでインテリアバーを取り付けるのは無理でした。
ほかの活用方法を見つけましたらまた書きたいと思います。